こんにちは。
管理栄養士ママの上野知佐です。
昨日は大学時代の友人に会ってきました!
出会って13年。
今では子供が合わせて7人!
親になっても変わらず付き合っていける関係って素敵ですよね♪
管理栄養士ママの栄養講座~妊婦さんへ~
妊娠中のマタママさん。
食事に関する悩みはありませんか?
今までと同じ食事じゃいけないの?
病院では体重で注意されちゃった・・・
つわりで食事どころじゃない!
などなど、妊娠中も時期によって悩みは様々です。
栄養講座第5弾は、「妊娠と鉄分」についてお話しします。
その5:妊娠と鉄分
管理栄養士ママの栄養講座~妊婦さんへ~ その2:必要な栄養素について
でお話した必要な栄養素。
妊娠=葉酸
のイメージもあるかもしれませんが、「鉄分」もとても大切です!
妊娠中の血液検査で「貧血」と言われ、鉄剤を処方されたという方も少なくないのでは?
私もその1人です。
では、鉄分はどのような働きがあるのでしょうか?
鉄分は、赤血球の中の酸素を運ぶヘモグロビンを作る働きがあります。
妊娠中はママの体だけでなく、赤ちゃんの体にも酸素を運ぶ必要があります。
血液の量は約1.5倍になるとも言われているため、ヘモグロビンの量も普段よりも必要になるのです。
特に、妊娠中期以降になると赤ちゃんの成長のために多くの酸素や栄養をママの体から送ります。
そのため、赤ちゃんの分の血液も作らなくてはいけないのです。
今まで通りの鉄分量だと不足してしまうのは当然ですよね。
なので、血液の量が増える妊娠中期以降には意識して摂る必要があります。
効率的な鉄分の摂り方
鉄分が多い食材というと、
レバー、赤身肉、ほうれん草が挙げられます。
ですが、肉や魚に含まれる鉄分と野菜や大豆製品に含まれる鉄分は種類が違うんです。
<ヘム鉄>
肉や魚など動物性食品に含まれる。
吸収率が高い。
<非ヘム鉄>
野菜や大豆製品など植物性食品に含まれる。
吸収率が低い。
できるだけ色々な食材から鉄分を摂って欲しいので、
吸収率が低い<非ヘム鉄>を効率よく吸収できるようにするのがポイントです。
鉄分の吸収率をUPさせるのが、
「たんぱく質」
「ビタミンC」
です。
なので、非ヘム鉄を含む植物性食品には肉や魚、卵、チーズなどを組み合わせると良いでしょう。
また、ビタミンCを多く含む野菜や果物を一緒に食べるのもおすすめです。
最後に・・・
栄養講座その5はいかがでしたか?
貧血を指摘されて、「どうして自分が・・・」と思う方も多いはず。
ですが、妊娠中の貧血は多くの方が経験します!
そして、食事でしっかりと予防できるんです!
いつもより少し「鉄分」を意識した食事作りをしてみましょう!
次回、その6もお楽しみに♪
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