こんにちは。
管理栄養士ママの上野知佐です。
ジメジメとした日が続いていますね。
雨が続くと外で遊べず、家にこもりきり・・・
なんてことも。
ずっと家で遊んでいると、子どももママもストレスが溜まったりしますよね！
暑さは嫌ですが、晴れて欲しいなーと思っている今日この頃です。
管理栄養士ママの栄養講座～産後ママへ～
出産を終えて、ホッと一安心・・・
したのも束の間、
赤ちゃんのお世話で慌ただしい毎日を過ごしていませんか？
昼も夜も関係なく、赤ちゃんのお世話をするのは大変です。
つい自分のことは後回し・・・
なんて方も多いと思います。
ですが、育児はママの体力が大切！
そのためには、食事もしっかりと摂りたいですね。
赤ちゃんのためにも、自分のためにも、改めて大事なことを考えてみましょう。
その2:授乳期に大切な栄養素
前回のその1では、授乳期に必要なエネルギーについてお話しました。
管理栄養士ママの栄養講座～産後ママへ～ その1:授乳期に必要なエネルギー
産後はママのためにも、赤ちゃんのためにもしっかりと食事を摂らなくてはいけない！
とわかって頂けたと思います。
今日は、授乳期に大切な栄養素のお話をしたいと思います。
妊娠中に必要な栄養素についても以前書きました。
管理栄養士ママの栄養講座～妊婦さんへ～ その２：必要な栄養素について
産後も同じで、
基本は「どの栄養素もバランス良く！」です。
でも、産後は特に育児で食事のバランスを3食毎日考えて作るのは難しいですよね。
私自身も栄養素のことばかり考えて毎日ごはんを作っているわけではありません。
ですが！
やはり意識して欲しい栄養素もあるので、紹介させてください。
鉄分
鉄分は、血液に含まれる赤血球の形成に必要な栄養素です。
母乳は血液から作られています。
そのため、鉄分が不足するとぼんみゅうにうも影響がでてしまうことがあります。
また、赤ちゃんは母乳を通して鉄分を吸収するためしっかりと摂取することが必要です。
<多く含まれる食材>
●レバー ●かつお ●さんま ●あさり
●小松菜 ●ほうれん草
カルシウム
日本人は不足しがちと言われている栄養素。
特に授乳期は母乳を作るためにカルシウムを失いやすいと言われています。
しっかりと母乳を作るためにも必要です。
<多く含まれる食材>
●牛乳 ●チーズ ●ヨーグルト ●じゃこ
●ごま ●豆腐 ●納豆
たんぱく質
骨や筋肉、皮膚などを作るために必要な栄養素。
筋肉量が減ると、基礎代謝が下がります。
疲れやすくなるだけでなく、太りやすく脂肪が付きやすい体になってしまいます。
育児に必要な体力をしっかりと付けるためにも大切です。
<多く含まれる食材>
●肉 ●卵 ●魚 ●牛乳 ●豆腐
他にも、ビタミンミネラルなど必要な栄養素は色々とありますが、
特にこの3つは意識して欲しいなと思います。
最後に・・・
栄養があるものをバランス良く食べないと！
と思っている方も多いのでは？
でも、実際にやってみようと思うと難しいもの。
そんな時には「色々な食材を食べること」
を意識してみてください。
いつも同じ野菜ばかり・・・
お肉は豚肉ばっかり・・・
ではなく、旬の野菜を加えてみたり、
脂肪の少ない赤身のお肉を選んでみる。
など少しの工夫でもOKです！
ママも赤ちゃんも元気に過ごす！
ために少し栄養も考えてみましょう。
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